トンマーゾ・ピンチョ著/二宮大輔訳『ぼくがエイリアンだったころ』の刊行を記念して、9月21日(土)17時より、京都の書店CAVA BOOKSにて、同書に関するトークショーとライブを開催いたします。
トークショーでは訳者の二宮さんと編集を務めたことばのたび社のことたびが、『ぼくがエイリアンだったころ』の読みどころや、本書の翻訳・出版の裏話をお話しします。
そしてなんと、カート・コバーンが重要な役割を果たすこの作品にちなんで、翻訳に加え音楽活動もされている二宮さんがミニライブをしてくださいます!
文学トークだけでなく音楽も楽しめる、一粒で二度おいしいイベントとなっておりますので、ぜひお越しください!
詳細はCAVA BOOKSのHPにてご確認ください。
お申し込みはこちらからどうぞ。
【イベント内容】
イタリアのポストモダン文学の奇才トンマーゾ・ピンチョの代表作『ぼくがエイリアンだったころ』(Un amore dell’altro mondo)が刊行されます。
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灰色の空をしたアメリカ西海岸の街アバディーン。
周りの大人たちへの不信感から、9歳の時に眠ることをやめた青年ホーマー・B・エイリアンソンは、ある夜、橋のたもとでカートと名乗るミュージシャンに出会い、ドラッグに溺れてゆく。
身を削りながら自らの音楽表現を追求するカートと、別世界の恋人を求めて旅に出るホーマー。
間違って地球に飛ばされてきた別世界の子供たちがたどりつく先とは――
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カートというのは、ニルヴァーナのカート・コヴァーンのこと。ニルヴァーナだけでなく、1990年代のアメリカのカルチャーを大いに反映した本作を、訳者の二宮大輔さんと編集・校正・出版を担当したことばのたび社ことたびが解説。
トーク後には、ミュージシャンとして活動する二宮によるミニライブも。
【登壇者プロフィール】
二宮大輔(にのみや・だいすけ)
1981年、愛媛県生まれ。2012年にローマ第三大学文学部現代言語と文学科を卒業。帰国後は京都で観光ガイドをする傍ら翻訳に従事。バンド・フラフープスで音楽活動もする。訳書に、ガブリエッラ・ポーリ+ジョルジョ・カルカーニョ『プリーモ・レーヴィ――失われた声の残響』(水声社、2018)、トンマーゾ・ピンチョ「紙とヘビ」『翻訳文学紀行Ⅲ』(ことばのたび社、2021年)クラウディオ・マグリス『ミクロコスミ』(共和国、2022)などがある。
ことたび
ことばのたび社主宰。文学活動家。元文学研究者。海外文学同人雑誌『翻訳文学紀行』を刊行しながら、収録作品それぞれについて朗読会やトークイベントを開催している。チェコ語・ドイツ語で書かれた文学作品の翻訳や、語学教育にも従事。
【定員】
20名
【参加費】
1,500円:イベント参加のみ
3,200円:書籍(税込1,980円)+イベント参加
※会場でお支払いいただきます
【お申込みフォーム】
https://forms.gle/U1okqEtiSWLGWc467
【主催】
ことばのたび社
【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。